【第4回】ANAマイルの使い方まとめ|特典航空券への交換が1番お得!

こんにちは、ジェーンです
ANAマイルが貯まってきたけど
「何に使うのが一番お得なんだろう?」と悩む方も多いと思います
結論から言うと
もっともお得な使い方は「特典航空券への交換」です
うまく使えば、1マイルの価値が5〜15円以上になることもあり
普通に航空券を買うより圧倒的にお得です
さらに、ANAマイルは航空券だけでなく
SKYコインへの交換や
楽天ポイント・Tポイントなどへの交換といった使い道もあります
この記事では、ANAマイルの主な使い方とそれぞれの特徴を比較しながら
初心者の方にもわかりやすく、おすすめの活用法を解説していきます

全力で特典航空券に変えていきましょう!!
ANAマイルの使い道は意外とたくさんある!
「マイルって飛行機に乗るためだけのもの?」
そう思っている人も多いかもしれませんが、
実はANAマイルの使い道はたくさんあります
使い道 | 特徴 | マイルの価値感 |
特典航空券 | 国内・国際線の航空券に交換可能 | 高い(1マイル=5〜15円) |
座席アップグレード | 上位クラスに変更できる | 中〜高 |
SKYコイン | 航空券・ツアー代の支払いに使える | 1マイル=1コイン(等価) |
提携ポイント交換 | 楽天ポイント・Tポイントなどに交換 | 低〜中(1マイル=0.5〜1円程度) |
ANAセレクション | 商品カタログのギフトに交換 | 低め(1マイル=0.5円以下のことも) |
① 特典航空券に交換(もっともお得な使い方)
国際線の特典航空券に交換するのが1番お得!
ANAマイルの使い方でもっともお得で人気が高いのが「特典航空券」です
マイルを使って航空券そのものを手に入れることができ、実際の運賃と比較しても驚くほどお得です
特典航空券への必要マイル数は以下の2つで変わります:
- シーズン:ローシーズン/レギュラーシーズン/ハイシーズン
- エリア:アジア・ハワイ・北米・ヨーロッパ など
国際線:東京(羽田)〜ホノルル(ハワイ)で見てみましょう
2025年5月26日〜5月30日で特典航空券(エコノミー)と有償航空券(エコノミー)を予約すると
特典航空券は、
- ローシーズン
- エコノミー
- ハワイ
で往復50,000マイルで予約ができます
一方、有償航空券は、、、
往復で、169,610円で予約ができます
つまり、1マイル=3円以上の価値が出せます
さらに同じ日のビジネスクラスを見てみると
特典航空券は、往復で120,000マイル必要ですが、、、
一方、有償航空券は、、、
なんと507,110円!!
つまりは、1マイル=4円以上の価値が出せます
さっきの分を簡単にまとめると
東京(羽田)〜ホノルル(ハワイ)
航空券の種類 | 必要マイル数(往復) | 現金価格(参考) | マイル価値 |
エコノミー(L) | 50,000マイル | 169,610円 | 約3.4円/マイル |
ビジネス(L) | 120,000マイル | 507,110円 | 約4.2円/マイル |
ビジネスクラスで使えば1マイル=4円以上の価値になることもあり
場合によっては1マイル=10〜20円以上になることもあります(特にヨーロッパ・ファーストクラス)

だからこそ、マイルの価値を最大限に活かしたいなら国際線特典航空券が最強なんです
次におすすめなのが国内線の特典航空券
国内線の特典航空券は予約がしやすく使い勝手がいいです
国内線も国際線と同様に、
- シーズン
- 場所
で必要マイル数が決まります
なので年間通して、必要マイル数が分かるんですっ
たとえば、東京(羽田)〜沖縄(那覇)の片道は7,000マイル〜
この区間の運賃は、時期によっては20,000円以上することもあるので、
1マイル=約1.5円〜3円の価値になります。
国際線に比べると価値は下がりますが、予約しやすく使い勝手がいいのが国内線の魅力です
また、ANAでは毎週火曜に
「今週のトクたびマイル」というキャンペーンを実施しており
対象路線の特典航空券が、通常の半分ほどのマイル数で予約できることもあります!
東京ー沖縄路線が3,500マイルで片道予約できることも!
かーなりお得な制度ですが、火曜日に翌週分のキャンペーン路線が発表されるため、
フッかるさんや思いつき旅行人でなければ、なかなか活用できません
かなりお得なキャンペーンなので、知っておいて損はないです
国際線のアップグレード特典
ANAマイルは、国際線の座席をアップグレードすることもできます
- エコノミー → プレミアムエコノミー
- エコノミー、プレミアムエコノミー → ビジネス
- ビジネス → ファーストクラス
エコノミークラスからファーストクラスへのアップグレードはできません
また、割引航空券を購入している場合は、アップグレードの対象にならないことがあるため注意が必要です
東京ーハワイ間を例にみると
1番左側の最安航空券の場合、アップグレードの対象外になっています
この場合、フレックスorフルフレックスで予約し、アップグレードすることは可能です
東京ーハワイ間のエコノミーからビジネスクラスにアップグレードする場合の必要マイル数は、片道で20,000マイルが必要です
この日のビジネスクラスの料金が、210,450円(片道)
つまりは、100,450円に20,000マイルを追加してアップグレードするわけで、、、
差額の90,000円を20,000マイルで補填するので、1マイル=4.5円分の価値を発揮します
ただ、手持ちの現金が100,000円出ていくので、、、

なんともいえねぇ!!!笑
マイルもインフレが起きているので、一つの選択肢として持っておくくらいでいいかなって感じです
② SKYコインに交換|自由度の高い使い道
「特典航空券が空いていない」
「マイルの有効期限が近づいている」
そんなときに便利なのが、SKYコインへの交換です
SKYコインとは、ANAの航空券やツアーを購入できる電子マネーのようなもので
1コイン=1円で使えるので、マイルを“現金感覚”で使えます
たとえば
- 特典航空券の空席がなく、有償でチケットを買いたいとき
- 家族全員分の特典枠が取れないとき
- 急な出張や旅行で直前の航空券を取りたいとき
マイルをSKYコインに変えれば、公式サイトでそのまま支払いに使えるので
マイルの使い道に困ったときの“逃げ道”としても優秀です
SKYコインの交換レートは最大1.7倍
交換レートはANAカードの種類や会員ステイタスによって変わります
ステータスが上級・交換マイル数が多いほどに交換レートはアップします
国内線ではマイルで予約するよりもお得になる場合もあります
注意点もあるのでチェック
SKYコインは使い勝手が抜群な反面、注意すべき点もあります:
- 有効期限は交換から12ヶ月(マイルの延命にはなるが期限切れ注意)
- 提携航空会社の航空券や特典には使えない(ANA便限定)
- 特典航空券のような“爆発的なお得さ”はない
SKYコインは「自由度」「即時性」「現金感覚」が魅力です
とくに、特典航空券が取れなかったときの“第2の手”としては最高の選択肢
マイルを賢く活かしたいなら
「特典航空券が第一」「SKYコインはサブ」として使い分けるのが◎です
③ 提携ポイントへ交換|日常使いできるけど、、、
「旅行の予定はないけど、マイルが貯まってきた」
そんなときに使いやすいのが、提携ポイントへの交換です
ANAマイルは、以下のようなポイントに交換することができます:
- 楽天ポイント
- Vポイント
- マリオットヴォンボイポイント
- nanacoポイント など
いずれも、日常の買い物やネットショッピングで使えるため
「旅行より、普段の生活費の足しにしたい」という人にとってはありがたい使い道です
ただし…交換レートには注意!
提携ポイントへの交換は利便性は高い反面、お得度はやや低めです
交換先 | レート | 価値の目安 |
楽天ポイント | 10,000マイル → 8,000ポイント | 1マイル=0.8円相当 |
Vポイント | 10,000マイル → 10,000ポイント | 1マイル=1円相当 |
マリオットポイント | 10,000マイル → 10,000ポイント | 1マイル=1円相当 |
特典航空券で使えば1マイル=3円〜15円になることを考えると
交換レートはかなり下がります
こんな人におすすめ
- マイルの使い道がなくて、失効しそうなとき
- 旅行に興味がない or 行ける状況じゃないとき
- 家族の買い物や生活費の補填として活用したいとき
「価値よりも、使いやすさ重視」なら提携ポイントへの交換はアリです
ただし、本来のマイルのポテンシャル(価値)を最大限引き出す使い方ではないため
あくまで“期限切れ防止”や“生活優先の割り切り使い”として考えるのがベストです
まとめ|ANAマイルは特典航空券に交換しよう!
ANAマイルは、使い方によってその価値が大きく変わります
もっともお得なのは「特典航空券への交換」で、うまく使えば1マイル=10円以上の価値にもなります
一方で、使いやすさを重視するなら「SKYコイン」や「提携ポイントへの交換」もアリです
旅行に行けるタイミングが限られている方や、日常の支払いに回したい方にとっては十分便利な選択肢です
マイルは「知っているかどうか」「使いこなせるかどうか」で価値が大きく変わります
あなたのライフスタイルに合わせて、ムダなく・賢く使いこなしていきましょう!